動画「毎朝手早くおにぎりを用意する仕組みづくり」

おにぎりはとても優秀なお弁当である。

冷めても美味しいし、なんなら冷めたほうがレジスタントスターチ化することで、食物繊維としての振る舞いも期待できる。そしてデスクでもお手軽に食べることができるので、食べ逃すことがない。また、飽きが来ないのもよい。摂取を怠りがちな海藻類も海苔でしっかりと確保できる。

ただし、作るのが意外と面倒くさい。毎朝、炊いたご飯から握るのはなかなかの手間だ。

「おにぎりでいいよ」なんて言われたら「握るのが面倒くさいんだよ。どういうつもりで“でいいよ”って言ってんだよ!」とキレそうになってクソデカおにぎりを海苔も巻かずに1個だけ作るかもしれない。

そんな意外と手間のかかるおにぎりだが、色々効率化をはかって、安定運用して久しいので、皆様に研究の成果をご報告することにした。ぜひ、参考にして、おにぎり生活を楽しんでいただきたい。

週末の仕込み

まず、下準備だ。

ご飯を炊いたら「おにぎりタッパー」に詰めて冷凍をしておく。これにより、おにぎり1個の分量が安定する。そしておにぎりの形があらかた整うにも関わらず、最終的に潰すところまではやらないので、品質の劣化を起こさない。

最初に握ってしまうやり方だと、せっかく握ったのにあとでそこに具を割り入れないといけない。具まで一緒に握ってしまうと、冷凍に向かない具を入れることができない。なので、この「おにぎりタッパー」というのが重要なのだ。

アマゾンでお手軽な価格で売られているので是非ポチって頂きたい。頻繁におにぎりを食べる上に、週末で一気にストックすることも多いので、40個持っている。

前日の予備解凍

冷凍庫に入れていたおにぎりを前日の夜に冷蔵庫に移しておく。

なぜこんなことをするのかというと、レンチンするときは1回に付きだいたい2~3個になるのだが、カチカチの状態だと意外と中まで熱が入らないことがある。朝の1分は惜しいので、前日に少し緩めておくのだ。

当日の朝

冷蔵庫に入れてあったおにぎりタッパーをレンチンしていく。蒸気を抜くような弁がついているが、これは使わない。冷たいと破損しやすいし、ここを開けてレンチンしても爆発する。普通に蓋を開けてずらしてレンチンする。私の場合はおまかせ60℃でレンチンしている。

しっかりアツアツになったら、具材と小皿と海苔とラップを用意する。

皿にラップをかけ、その上に横向きに海苔を置く。その上にプリンの要領でご飯を乗せる。

おにぎりタッパーには具材用のくぼみがついているので、そこに具材を入れていく。

私が具材とするのは塩分濃度の高い梅干しや鬼塩と呼ばれる塩分濃度の高い塩鮭だ。これらを扱うときは焼き肉用のトングを使っている。頻繁に持ち変えるので箸だと転がったり、置く場所に困ったりするからだ。

具材を乗せたら、海苔を袴のように左右から巻いていく。そこからラップで閉じていく。小皿の上にラップをかけているのはスムーズにラップをつかむのもあるが、海苔や米の位置を決めやすいのもある。

後は同じ手順で繰り返すだけだ。

おにぎり用のバッグがあるので、それを利用すれば哀れな変形することはまずない。アマゾンでは2個入りのものをよく見かけるが3個入りは1つしか見つけることができなかった。ランチでおにぎり+漬け物+お味噌汁だと3個ほしいところなのでもっと種類があると嬉しい。

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