動画「目分量だからこそ失敗しない土鍋ごはん」

今回は土鍋でご飯を炊く方法について紹介します。

私の場合、米に混ぜ物をすることが殆どで、お米を正確に量ってもあまり意味がありません。

また、新米の場合水分量が多いので、水の加減をしないといけないといいますが、どのくらい加減したらいいのかさっぱり分かりません。

自分でどうやって最適な水の量を決めればいいのかを試行錯誤して、ある法則を見つけました。

それは、十分に水を吸わせた状態で、1cmくらい水が被っていればだいたいOKということです。

もちろん鍋の大きさや、火力、それから鍋からの水の飛びやすさで変わってきます。

ただ、少なくとも沸騰させたときに米が水面から出てきてしまうとしっかり炊けないのは確実です。米が動く余裕が無いからです。また、炊きあがりのときは水が残っていないというのも当然のことです。

だから、米一合に対して水が決まるのではなく、複合的な要因で最適な水の量が決まります。

例えば、鍋の間口が広くてそれに見合った火力が出せるのなら、米に対して水の量は増えるのですが、鍋が土鍋ではなくアルミだったりすると底のほうが焦げやすくなるので、火力を下げる必要があるため、水は減らしたほうがいいかもしれません。

しかしながら、上から蒸気がどんどん逃げていくような蓋だと水が早く無くなってしまうかもしれません。そうするとこの鍋ではお米を炊くのは難しいという判断もできます。

基本的には熱しにくく冷めにくい土鍋で火力を上げて炊いたほうが失敗しにくいです。

私の場合は沸騰させたら10分弱火にしてその後15分蒸らします。

もし10分の弱火のときに焦げたにおいがしてきたら、すぐに火を止めて蒸らしの時間を長くします。焦げてくるとしたら8分くらいだと思うので、そのくらいだったら蒸らしを20分にします。

あと、炊いたときに柔らかすぎた場合は、蓋を開けたままにして蒸気が飛ぶようにします。焦げない程度に火をかけてあげるのも良いですが、柔らかい状態で米を混ぜすぎると潰れてしまうのでほどほどに。

それでもまだ柔らかい場合は、器に入れてからラップや蓋をせずにレンチンしたほうが良いと思います。

なんだかもう本当にベチャベチャなら雑炊にしましょう。

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